2013年8月30日金曜日

誰がじゃましているのか!?

今朝の日本経済新聞に「規制改革『押す』より『引っ張る』」というタイトルで 次のようなコラムが掲載されていました。
「規制改革会議が努力を続けているが 遅々として進んでいないようだ。…なぜだろう。根因は 規制国家・日本のお国柄そのものにあるのではないか。…医療も農業も 業界を競争にさらせば消費者に弊害が及ぶという論理が立ちはだかる。競争を排除して非効率を温存する気風が根強い。…規制を批判する民間も実は 規制を歓迎する文化が染みついている」(大機小機)
まさに介護「保険」ビジネスにかかわる多くの事業者・団体に共通する旧弊です。
最近 ある介護経営誌の座談会でサービス業大手の創業者が「他者の参入を防ぐため業界内で囲い込みしている『民々規制』のようだ。業者間だけで通用する言葉ではなく 利用者にわかる言葉で話す開かれた業界にしていく自助努力が必要」という趣旨の発言をされました。
小さな既得権にしがみつき うまくいかなければ「制度が悪い」「国が悪い」で済ませていませんか。
社会や国民・顧客のニーズを先取りして 新商品やサービスを創造することが民間事業者の使命です。