2013年5月27日月曜日

5/26シンポジストの方に質問させていただきます

昨日 ドクターズ・デモンストレーションシンポジウム「日本の医療・福祉の危機とゆくえ~参議院選挙へむけて政策を問う」に参加してきました。
ここ10数年支持政党がなくなり いわゆる「無党派層」化した自分自身の投票行動につながる話を聞きたいと 個人的には期待していました。
残念ながら その期待はかないませんでした。
各シンポジストのプレゼンそのものが期待外れだったわけではありません。
新鮮な意見や「またか」とうんざりする主張などなど たいへん参考になりました。
せっかく各党の国会議員に参加してもらったのであれば 主催者にはタイトル通り「政策を問う」ていただきたかったのです。
あるいは 特定のシンポジストや主催者の主張を投げかけるより 参加者からの(意見ではなく)質問を受けたほうが どれほど有意義だったかと感じました。
せっかくですので このブログで参加された議員の方に質問をさせていただきたいと思います。
できればこのブログ上にご回答を寄せていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
【質問】
いまわが国の社会保障とりわけ医療保険制度や介護保険制度を「国民・市民のために」持続可能とするためには できる限り「シンプル」にすべきだと考えています。
「低所得者対策」は欠かすことはできませんが それを保険制度の中に組み込むと 複雑化するばかりでなく 特定の既得権者の利益保護や利益誘導につながります。低所得者対策は個別制度ではなく「スティグマ」を払拭しながら 社会福祉や社会保障という上の次元で解決すべきだと考えていますがいかがでしょうか?
このシンポジウムでも「日本のため・社会のため・国民のため」といいながら その実 自らの利益に固執する業界・職能団体の主張が目につきました。
介護保険制度で一つ例を挙げるならば「補足給付」をなくすことです。
医療保険制度でいえば 直接の低所得者対策からは離れますが 皆保険を守るための方策の一つが「現状」の「フリーアクセス」を変えることです。
一部の団体は「フリーアクセスはわが国の『国民皆保険』の優れた点で守るべき」といいながら 国民の利益ではなく自分たちの利益を守りたいからではないか と思えてなりません。
たとえば生活圏域(医療圏)内ではアクセスフリーとするが それを越えれば保険外とするなど 保険制度を守りつつ市民に不利益を与えない方法はあるはずです。優先すべきは「専門性のある家庭医」の育成ではないかと考えます。
以上です。

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